日光
日光東照宮には、初めて行きました。色々写真などは見た事がありますが、実に様々の彫刻が施されてますね。象さんや麒麟さんもいっぱい。
中でも、超有名な三猿。これって子猿なんですね。見ざる言わざる聞かざる。
子供のうちは悪い話に触れさせない方が良いって事なんですって。人生の各場面の彫刻になってました。
がけっぷちに助けてくれるのは友と説明のある彫刻とか。
この三猿の彫刻のある建物。あらこんな小さい建物にあるんだ?と思いましたが、そこは厩舎なんですって。ご神馬をつなぐ厩。猿が馬を守るとされていたからだそうです。
小さな厩舎だから、彫刻が見やすい位置にあるんですね。
もう1つ有名な眠り猫・・・の裏側(笑) ↓
雀が遊ぶ姿でした。
そっかー。猫が寝ていると雀が安心して遊べるのね。
そうそう。東照宮の御本社に入った時のこと。水色の袴をまとった宮司様(?)が御本社の説明をしてくださいました。
本殿・石の間・拝殿とあって、拝殿には「将軍着座の間」・「法親王着座の間」があります。
その先に石の間があり、そこでお参りできるのは将軍様だけだったとか。
今の時代は・・・ありがたい事に、修学旅行の小学生たち(ちょうどそう言う時期なんでしょうね)もオバサンも、宮司様のお参りの作法の説明を伺って、石の間で一緒にお参りできます。
この部屋は名前通り、床が石造りだそうで(上に畳がひいてあるけど)とってもひんやりとしてました。
石の間は拝殿から数段下がってるので、その数段分見上げた前面には美しく彫刻の施された扉があり、その奥は内宮、さらに奥に内々宮があり、そこに神君家康公が祀られているそうです。
この本殿をめぐる外廊(と呼ぶのかな?)の辺り、平成の大修理の真っ最中でした。
でも職人さんの修復作業を目前に見るなんて事、滅多に出来ない事だと思います。
透明のビニールシート部分からしげしげと見物してしまいました。
初めての日光、楽しかったです。
友人へお土産。写真のは自分用。これと同じ物をもう1つ買ってあるのですが・・・。
宗教に関しては、人によって様々な考え方があるので、気軽に人様へのお土産にはしないのですが、病人を抱えて治療の結果待ちである友人に、吉報をもたらしてくれたらいいなあと、つい買ってしまいました。
でもこれ、今になって渡していい物かどうか迷ってます。
その時は「どうぞ良い知らせがありますように」と、素直に案じる気持ちで買ったのですけど。
でもお守りって気軽な、まるで和風アクセサリー程度に考える人もいるし。
どうしたって私は他人ですからねえ。
その友人自身ほど、辛い思いも苦しい思いもしていないし、できないけれど、だからといってご主人の病気について、お土産にアクセサリー的気休めをあげようと思うほど無関心でもなくて。
現実には何もしてあげられないからこそ、どうぞ良い結果になりますようにと祈る気持ちになるのですけど。そういう気持ちって・・・うまく伝わるかなあ。
こんな気休めがなんになるのよ・・・ってかえって友人の気持ちを落ち込ませたるかなと、今になって気になってきちゃった。
無難にお菓子にしておけば良かったかなあ・・・。
by suzume-ya3
| 2009-05-29 16:42
| 写メール日記