ハウルの動く城
さて、ハウルの動く城だ。
ん・・・・。
とりあえずキムタクの吹き替えは、あるシーンを覗けば意外に良かったと思った。
斜に構えてたり、感情の起伏を抑えたセリフのシーンはいいんだけど。
子供みたいに感情がガーっと出るシーンが1ヵ所あったんだけど、そこだけ「うわ、棒読み・・・・」って。
で、ソフィー役の賠償さん。
ソフィーは荒地の魔女に呪いをかけられて老婆にされてしまったのだけど、時々少女に戻ったり、おばあさんではなくオバサンくらいになったりする。
その年齢の変化にあわせて、声も老けたり若返ったり変化するのはとても上手だなと思った。 ただ十代の声はすこしだけ無理じゃない?って気がした。
ところで、ジブリの作品はストーリー云々を横に置いといても、その世界の美しさは見るに値すると思う。
今回も私は綺麗な絵と無国籍な世界観が楽しみで見に行ったのに・・・。
109CINEMAS横浜、ひどい。スクリーンにチラチラと黒いゴミ?がいっぱい出てた(泣
霧の中から動く城が姿を見せるシーンのように、画面が淡い色合いのシーンが全て台無し。
109CINEMAS横浜で映画を見たのは3本目だが、前の2作はどちらも画面が暗い映画だったので、このスクリーンの黒いゴミに気がつかなかったのか、たまたま今日の4番スクリーンだけの問題なのか。
意見・要望を伝えるアンケート用紙みたいな物も無かったので、インフォメーションにスクリーンが汚かったことを伝えておいた。改善されるかなぁ。
場末の古い古い映画館で見てるんじゃないんだからさー。
ソフィーって、自分の未来に対してあまり積極的でないのよね。
ほんとに自分が帽子屋を継ぎたいのか、考えることすらしないで、長女だし、お父さんが大事にしてた店だからと、帽子屋をやってる。義務感からやってるから、ちっとも楽しそうじゃない。
だから荒地の魔女に老婆にされて、もう未来について考える必要がなくなったら、ホッとしたんじゃないかしら。適応がやけに早いし、帽子屋で働いてる時よりずっと元気になっちゃうし。
老婆であることは、ソフィーにとっては居心地のいい隠れ家みたいなものよね。
そしてハウルの動く城で暮らし始めたソフィーは、自分の気持ちがハウルに近づくに連れて、若くなっていく。本来の自分に戻っていく。
老婆と言う、未来を考えなくていい存在から若い自分に戻るって、未来に踏み出す勇気を手に入れたって意味で、これも少女の成長物語なのかしら。
反戦のメッセージもあるのかもしれないけど。それを取り上げるとちょっと不満。
王室付き魔女がハウルをあぶりだしたいがための戦争だったの?って結末になっちゃってるし。
それならハウルがソフィーを守るためにしてた事は、すごい無駄な感じがする。
ハウルが、ソフィーのいる所に爆弾が落ちないように命を懸けてても、ソフィーの町は焼かれて行くわけで。ソフィーの知り合いがどんな目に会おうが、ソフィー1人守れば良いの?
さっさと王室付き魔女の所へ出頭して、言う事を聞くから戦争をやめてくれって言う方がよっぽどソフィーの為にもいいんじゃない?どっちみちそのままじゃハウルも危なかったんでしょ。 ・・・と思ってしまうので、反戦メッセージについては考えないでおこう。
あ。それとも現実にもあんな魔女がいて、すぱっと簡単に戦争を止められたらいいのにって願いなのかしら・・・。
美輪さんの荒地の魔女は素晴らしい。前半と後半のメリハリも効いてるし。
原田大二郎さんの名前をタイトルロールで見つけた時には、思わず噴出してしまった。
それにしても。
ソフィーの妹、働いてるお店ですごい人気者なのね。ピンクの唇に金髪(?)だし、美女の設定なんでしょうね。性格も「お姉ちゃんちゃんと考えてる?」なんて、姉思いだし。
それに対して、ソフィーはため息ばっかりついてて、若いくせにしおれてる感じ。・・・は出てるよ、確かに。
だけど「私なんて、美しかった事なんて一度も無かったわ!」って言うような容姿じゃないやん。アニメにリアリティーを求めちゃいけないのかもしれないけど、ソフィーの容姿へのコンプレックスって、あれじゃうそっぽすぎ。
てなわけで、わたし的に「ハウルの動く城」は、かなり下の方にランク付け。
ちなみに「ナウシカ・トトロ・ラピュタ」がトップランク。
「魔女の宅急便」があって、「千と千尋・もののけ姫」ランクがあって、その下の「耳をすませば」とか「紅の豚」あたりのランクかなあ・・・。
ん・・・・。
とりあえずキムタクの吹き替えは、あるシーンを覗けば意外に良かったと思った。
斜に構えてたり、感情の起伏を抑えたセリフのシーンはいいんだけど。
子供みたいに感情がガーっと出るシーンが1ヵ所あったんだけど、そこだけ「うわ、棒読み・・・・」って。
で、ソフィー役の賠償さん。
ソフィーは荒地の魔女に呪いをかけられて老婆にされてしまったのだけど、時々少女に戻ったり、おばあさんではなくオバサンくらいになったりする。
その年齢の変化にあわせて、声も老けたり若返ったり変化するのはとても上手だなと思った。 ただ十代の声はすこしだけ無理じゃない?って気がした。
ところで、ジブリの作品はストーリー云々を横に置いといても、その世界の美しさは見るに値すると思う。
今回も私は綺麗な絵と無国籍な世界観が楽しみで見に行ったのに・・・。
109CINEMAS横浜、ひどい。スクリーンにチラチラと黒いゴミ?がいっぱい出てた(泣
霧の中から動く城が姿を見せるシーンのように、画面が淡い色合いのシーンが全て台無し。
109CINEMAS横浜で映画を見たのは3本目だが、前の2作はどちらも画面が暗い映画だったので、このスクリーンの黒いゴミに気がつかなかったのか、たまたま今日の4番スクリーンだけの問題なのか。
意見・要望を伝えるアンケート用紙みたいな物も無かったので、インフォメーションにスクリーンが汚かったことを伝えておいた。改善されるかなぁ。
場末の古い古い映画館で見てるんじゃないんだからさー。
ソフィーって、自分の未来に対してあまり積極的でないのよね。
ほんとに自分が帽子屋を継ぎたいのか、考えることすらしないで、長女だし、お父さんが大事にしてた店だからと、帽子屋をやってる。義務感からやってるから、ちっとも楽しそうじゃない。
だから荒地の魔女に老婆にされて、もう未来について考える必要がなくなったら、ホッとしたんじゃないかしら。適応がやけに早いし、帽子屋で働いてる時よりずっと元気になっちゃうし。
老婆であることは、ソフィーにとっては居心地のいい隠れ家みたいなものよね。
そしてハウルの動く城で暮らし始めたソフィーは、自分の気持ちがハウルに近づくに連れて、若くなっていく。本来の自分に戻っていく。
老婆と言う、未来を考えなくていい存在から若い自分に戻るって、未来に踏み出す勇気を手に入れたって意味で、これも少女の成長物語なのかしら。
反戦のメッセージもあるのかもしれないけど。それを取り上げるとちょっと不満。
王室付き魔女がハウルをあぶりだしたいがための戦争だったの?って結末になっちゃってるし。
それならハウルがソフィーを守るためにしてた事は、すごい無駄な感じがする。
ハウルが、ソフィーのいる所に爆弾が落ちないように命を懸けてても、ソフィーの町は焼かれて行くわけで。ソフィーの知り合いがどんな目に会おうが、ソフィー1人守れば良いの?
さっさと王室付き魔女の所へ出頭して、言う事を聞くから戦争をやめてくれって言う方がよっぽどソフィーの為にもいいんじゃない?どっちみちそのままじゃハウルも危なかったんでしょ。 ・・・と思ってしまうので、反戦メッセージについては考えないでおこう。
あ。それとも現実にもあんな魔女がいて、すぱっと簡単に戦争を止められたらいいのにって願いなのかしら・・・。
美輪さんの荒地の魔女は素晴らしい。前半と後半のメリハリも効いてるし。
原田大二郎さんの名前をタイトルロールで見つけた時には、思わず噴出してしまった。
それにしても。
ソフィーの妹、働いてるお店ですごい人気者なのね。ピンクの唇に金髪(?)だし、美女の設定なんでしょうね。性格も「お姉ちゃんちゃんと考えてる?」なんて、姉思いだし。
それに対して、ソフィーはため息ばっかりついてて、若いくせにしおれてる感じ。・・・は出てるよ、確かに。
だけど「私なんて、美しかった事なんて一度も無かったわ!」って言うような容姿じゃないやん。アニメにリアリティーを求めちゃいけないのかもしれないけど、ソフィーの容姿へのコンプレックスって、あれじゃうそっぽすぎ。
てなわけで、わたし的に「ハウルの動く城」は、かなり下の方にランク付け。
ちなみに「ナウシカ・トトロ・ラピュタ」がトップランク。
「魔女の宅急便」があって、「千と千尋・もののけ姫」ランクがあって、その下の「耳をすませば」とか「紅の豚」あたりのランクかなあ・・・。
by suzume-ya3
| 2004-12-12 01:43
| 映画・ドラマ